ちぐさのひとりごち

流されるがままに生きてきた人が想うことをたまーに書きます。

脊髄腫瘍顛末記5 - 術後検診の終了とその後の体調とか

以前の日記に久々にはてなスターを頂いて(いやまぁスパムではあるのですけども)、そういえばその後の話を書いてなかったと気づきまして、書くことにしました。生きております。ご無沙汰しておりました。

 

前回以降、術後5年目まで毎年自分の輪切り写真をお医者様に見せて頂き、元の患部の近隣に再発が認められないことを確認しまして、もう来なくて良いですよ、と言われ、通院完了となりました。

 

体調の変化としては、関連ないと思いますがアレルギー体質が異様に悪化し、花粉症、ハウスダスト、猫アレルギーに加えて甲殻類アレルギーも発症。その他良くわからないタイミングで蕁麻疹に苛まれる昨今ではありますが、神経痛は季節の変わり目と疲労蓄積時のみにまで回復。1つ残念なのは、手術をして取り除いた神経のつながる先が利き手だったのもあり、利き手の握力はもう一方と同等以下で固定され、疲れが異様に溜まりやすく、使い続けるとすぐ握力がなくなるため、物を落としたり掴みそこねたりといったことは少なくありません。しかしながら手術をしなければそれどころではなかった筈ですし、気をつければ済む話なので、この程度でとどまって私はかなりラッキーだったと思う次第です。

 

それ以外では、先日母が脳腫瘍で倒れ手術を受けまして、遺伝性のものではないと理解しながらも家系的に神経系が弱いのかなぁ等と思ったりはしました。いや、本当に偶然なのでしょうけどね。

 

さて、そんなわけでだいぶ長いこと間を開けてしまいましたが、今も割と元気に中年オヤジとして社会人を全うしております。本件の休職後に1年ほど勤務したのち、新しい刺激を求めて転職もしまして、非常に良い経験もできております。

 

同じ病気が見つかり苦しい思いをしながら情報を探していらっしゃる方には、こんな風に快復できたヤツもいるのだということを、1つの事例としてお伝えできたらと思います。少しでも貴方の勇気になれば、幸いです。

 

それでは。