ちぐさのひとりごち

流されるがままに生きてきた人が想うことをたまーに書きます。

5年後の自分へ / 2回目の転職にあたって

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第2弾「5年後の自分へ」
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

 

今の気持ちを思い出せるように、詳細に書いてみる事にします。

 

5年前の4月、管理職に任じられ、部下を持ち仕事をするようになりました。当時はメンバー全員が自分より年上で、皆がその職域の素人だったのを、一人一人適性を探し仕事を広げ、成長させてガムシャラに進めました。周りからの信頼を積み重ねあれから5年、職位は更に1つ上がり、部下や仕事の範囲が増減しながらも、経営層の集まりにもちょくちょく呼ばれるようになり、この会社を支える一員になれているのかななどと思ったりもしてきました。そんな中、先日、現職を辞し新たな道へ進む事を決めました。

勿論、部下も上司も経営者も含めた会社の人達も仕事もその商品も、この会社が好きでこの仕事を続けてきましたし、その気持ちに今も嘘偽りはありません。子供の頃から馴染みがあり、自分自身が楽しんできたそれと別れを告げるのは、正直なところ辛い気持ちが無いとは言いません。

ですが、この5年でやってきた全てのことに一旦大きな区切りがつき 、次のステップを考えた時に、社内で自らが叶えられるポジション複数と、そこで想像される業務と報酬とを見比べ検討すると、なかなかキャリアパスとして魅力を感じ難いものになりそうだと判断し、この夏、社の内外問わず、自らが実現できる道を探る事にしたのです。

そして転職活動を始め、残留という選択肢の他に大きな候補として、(1) 同業他社の規模や商材の大きなところ (2) 同業種にも展開する総合企業 (3) 全くの異業種 の3社の選択肢があったのですが、結局3つ目の異業種を選ぶ事にしました。業務内容は概ね今と変わりませんが、平社員としての転職です。同社選択の理由は、企業体としての規模や提示された報酬と共に、同社のこれまで出してきたプロダクトへのリスペクト、そして今まさに進んでいる新たな挑戦にジョインし、新しい価値を世界に生み出すことに関与できること、全てが僕の目には魅力的に映りまして、そこで全力を尽くし挑戦してみようと決めました。

新たな所属先にとっても、私自身にとっても難しい挑戦だと理解していますので、もしかしたら3年後には大変なことになっているかもしれません。5年後には全く違うことをしているのかもしれません。ですが、今の気持ちを忘れずに、5年後の自分が更に花開き、認められ、成果を出せていると信じて、頑張っていこうと思います。

 

こんな気持ちで転職したんだ、

これを5年後読んで思い出して、

次の5年をどう生きるか、

また考えたいと思う。