ちぐさのひとりごち

流されるがままに生きてきた人が想うことをたまーに書きます。

脊髄腫瘍顛末記3 〜半年,1年目検診〜

術後、以下のような経過をたどっています。
これまでの経緯はカテゴリからどうぞ。

1) 半年後検診
レントゲンとCTで撮影し、骨の状態を確認。
さらに問診で傷の状態やその後の生活に支障が無いかなどを確認頂きました。
CTのデータから3Dモデルが作成されてて、立体的に見れるのが面白く感じました。自分の頸部を立体で客観的に見る事なんて一生無いと思っていました。
私の場合は片側椎弓切除での手術でしたので、頚椎2つ分にぽっかりと穴が開いたままになっている事がハッキリとわかり、不思議な気分になりました。
その後にリハビリ科で歩くスピードや椅子立ち座りテストを行い、術前や退院直前のデータとどう変わったのかを確認しました。
この日までは肩こりがしてもマッサージに行くのが怖くて我慢していたのですが、先生に頸部を強くやらなければOKと意見をもらって、安心して行くようになりました。経過は順調で、特に何も問題無いとのこと。

2)1年目検診
直前にMRIで頸部を撮影。後日改めてレントゲン撮影後に検診からのリハビリ科という流れでした。
MRIで撮影した頸部の映像が面白くて、上述の穴の部分から少しだけプクッと髄膜が膨れてて、穴がリアルに開いてる事をアピールするかのようでした。腫瘍の再発も見受けられない、経過は順調とのことで一安心。
ただ、手術した所よりも少し下の脊髄の内側に今度は空洞ができているそうで。今のところ支障は出てないので問題無いそうですが、その後調べてみたところ、脊髄空洞症は国指定の難病扱いだそうで、手術で稀に若干の痺れが出るようになった右手以外で、手足に感覚の薄れや痺れが出始めたら要注意なのだとか。悪化しないと良いなぁ。
そんでもって前回同様リハビリ科で、全く同じテストをされて今回は終了でした。
まぁ、心配の種は見つけてしまいましたが、まだ種ですしできたもんは仕方ないということで。

次回は1年後とのことですし、それまでは様子見しながら、日々の人生を目一杯満喫しようと思います。